鬱々さが増す季節。ここの所、私はこれから何をすれば良いのか、私は一体何がしたいのか、どんな事を目指せば良いのか、といった自分のこれからの人生を過去の自分と照らし合わせて悶々としています。
理不尽な時代の流れ

日本。私の様なロストジェネレーションと呼ばれる、第2ベビーブーム生まれ世代は本当に損な役回り。受験も大変。就職も大変。ましてやまだまだ昭和の残り香が濃い時期で就職しても、叩き上げ世代からのバブル時期の仕事の仕方を昭和の教え方で教えられ、で、独り立ちしても、全く褒めて貰えず、もっとやれ!の一方的な手法。そして、お給料が上がる頃には銀行はどんどん潰れだし、バブル時期の後始末。甘い汁を吸ってきたバブル世代は既に責任を取る立場ではなくなって、責任を取るのは私達世代。ようやく政府も色々と政策を打ち出し、昭和の名残りが消え始めたと思ったら、世界的な経済不況に襲われ、また嵐の真っ只中に逆戻り。逆に若い世代は、不況なら「気の毒」と思われるだけ有難いと思って欲しい。そしてゆとり世代と呼ばれる彼らを教育するのは私達世代で、これがなんとまあ、ギャップの激しい事か!私達が受けた教育を彼らにすると私達を教育した上司から私達が叱責を受ける。なんと理不尽な!!時代は変化したのだと言えども、余りにも私達世代は常にジョーカーばかり持たされている。そうして、甘い汁を吸ってきたバブル世代の忠告を受け私達が教育した若年層は、バブル世代と同じく甘い汁を吸っている。
私はこのサイクルには全くもって理解出来ない。いや、したくない。こんな理不尽な事に納得なんて出来ません。なんならもっともっと、みんなが声を上げて欲しい。
サイクルは繰り返す

元来、何事も良い時に始めると良い流れで物事は進み、悪い時に始めると悪い流れで物事は進むという考え方は否めないと私はこの歳になって確信しています。「初め良ければ終わり良し」逆に言えば「初め悪ければ終わりも悪い」という事です。要するに悪い流れの年代の人間はお金も、仕事も、人生において苦労が多いのです。その良い例が私。子供の頃は昭和真っ只中でのスパルタ教育→人口が多い為、受験も大変→国はバブルでいい気になってあとの世代の苦労なんてまだまだそんな事には全く気付かず放ったらかし→バブル崩壊後の就職難→就職してもスパルタ教育→教えられたやり方ではもう通じないが教えられた通りにしなければ叱られる→人間関係が悪化する→会社側の勝手な都合での退職を進められる又はそう組織社会にうんざりして退職する→非正規雇用の急速な増加→ゆとり世代を守ろうとする組織での立場の不安定状態→お給料の上がり具合はバブル世代とは比較にならない。ここまで書いてもまだまだ書き足りません。
上記に砂時計の写真を載せましたがあの様に様々な大きさ、器、時間、があるように、世間は変わりそしてまた人も変化し続けなければならないのです。それも早急に対応して行かなければならないのです。なのに日本社会は未だ拒否し続けてますよね?長いものに巻かれなければ上手く歩んで行けませんよね?少しでも人と違う事をすると打ちのめされますよね?何故、一人一人の個性を尊重しないのでしょうか?何故、同じ毛色の人間ばかりなのでしょうか?組織に入れば何故、その会社の人達と同じにならなければならないのでしょうか?髪の色なんて何でもいいじゃないですか?就職活動のスーツなんて何色でもいいじゃないですか?海外では病院でも白衣を着ていない医者は沢山います。日本に帰国するといつも思うのですが、みんな同じ服、同じメイク、同じオーラです。人1人の個性を潰さなければ生きて行けない日本社会。私は嫌悪さえ感じます。
これからはそれぞれが勇気を出して自分自信を表現して欲しい

今迄の日本社会が本当に変わる時がやって来たらその時、私は本当の私として生きて行けるのではないか。と最近思います。性別関係なく1人の人間として、自分が自分として、間違っていても間違っていなくても、意見すべきだと思います。そして、少し変わった風貌であっても、色眼鏡で判断しない日本人が増えて欲しい。もうひとつ、人と自分を比べるのは自分の為にならないという事を肝に銘じて欲しいです。そうすると自ずと自己が確立してきます。自分を抑える必要が無くなります。日本の組織社会はまだまだ村制度だと言うことを意識して、そして、少しづつでも私達やこれからの世代の人達が勇気をだして声をあげていって欲しいのです。そうすることによって、世代の溝も埋まって来るのではないかという期待もあります。もっと自分の個性、感性に自信を持って外に発信していきませんか?女性は結婚するとかしないとか、どうでもいいのです。男性は出世する為におべんちゃらを言うなんて馬鹿げた事をする必要は無いのです。何事も、やってみて自分に合わなければサヨナラ。次!それで良いのです。直ぐに辞めたら人に何か言われるかも。。等は、くだらないのです。
皆さん、ゆとりのある人生を全うする為に、勇気をだして自分の個性を認めて発信していきませんか?
aya