
こんにちは。Ayaです。こちらヨーロッパは、もう長袖無しでは過ごせないくらい完全に秋になっています。日本は、台風の到来等も併せ、湿度の変化が激しく、体温調整が難しくなって来ている様ですね。夏の疲れも様々な症状として現れている方も多いかと想像します。難しいかとは思いますが、皆様、其々に合った「ケア方法」が必ずあると言う事を忘れないで頂きたいと思います。日本はそれが出来る国だから。
さて、私、Aya Blog 「人生 公平不公平 そりゃ誰もが気楽に生きたいさ」これからは、私自身の事を、世界の「日本」と関連づけて発信していきたいと思います。
前回では、私とイタリア人の彼が籍を入れる事になり、私に新しい挑戦が訪れる予感をお伝え致しました。今回は、ちょっとしたエピソードをご紹介し、最後に皆様へ私のささやかなお願いを申し上げたいと思います。

歓迎はされている。でも何これ???
籍をいれるのが何時になるのかわからないまま、日本を離れ、まずマルタ共和国に入り、そこで、イタリアで籍を入れるに当たっての彼の書類等を集め、イタリア入りしました。ようやくスクリーンを通してではなく、実対面が叶いました。もちろん、親戚を含め、彼のファミリーからは大歓迎して頂きました。彼のお母様はイタリア語のわからない私に色々な写真を見せて説明してくださいました。妹様は毎日、たくさんのお料理を振る舞ってくださいました。親戚の方々も、プレゼントをして下さったり、また、食事に招いて下さったりと、私はそこで人が持つ「受け入れる心」を十分に感じました。
でもある日、家に戻ると私が自分の母から貰って持ってきた金のリングがなくなっていたのです。大ぶりのリングなので、探せば必ず目につくものでした。でも、どこを探しても見つからなかったのです。私たちが留守中の間に家にいた人は彼のお母様だけでした。彼はそれを妹様に伝え、私、彼、妹様の三人で探しました。でも見つかりませんでした。

世界での日本人
ここで少し皆様にお伝えしたい事があります。「皆様は海外に憧れていますか?」「海外に住んでいる日本人を羨ましく思いますか?」もしそういう気持ちがあるなら、何故そう思うのでしょう?もしかして日本は他国より劣っているという意識をお持ちの方はいらっしゃいませんか?もしいらっしゃるとしたら、それは大きく勘違いをなさっているとお見受け致します。世界における日本の位置付けをもう一度見直してくださるよう、お願いします。
第二次世界大戦で、大変大きく、とてつもなく愚かな過ちを犯してしまったのは私達、日本人です。しかしながら、その過ちを経て、私達日本人は、その苦しみに耐え抜きました。そして知恵を絞り、他国を隠れ蓑にし、立ち上がりました。次の世代の方々がその知恵を受け継ぎ、お金のパワーを得ました。次の世代(私自身の世代)は先代が得たお金で技術を磨きながら我慢に我慢を重ね、信頼を得ました。次の世代は、先代、先々代が得た物を活用してくれています。そうして、日本は世界に無くてはならない国の一つになったのです。
その日本を完璧に世界に定着して下さった日本人政治家がいました。彼を経て日本は世界に対しての発言のパワーを確実なものにしました。彼を失った事は、日本だけではなく、世界の喪失でした。それでも時は止まることはありません。まだまだ不確かであろう民主主義を進めなければなりません。奮い立たせ、国を進めようとして下さっている政治家の先生方が沢山いらっしゃいます。それは日本の為だけでは無いからです。「世界における日本」がしなければならないからです。テクノロジーも、お金も、文化も。全て信頼されている日本にしかできないからなのです。
文化の違い
最初に前述したエピソードに戻りますが、差別などではありません。何故なら、日本人はもう完全に世界において信用を得ているからです。おそらく古くから残る白人文化での少し意地悪な歓迎方法だったのかもしれません。もしくは、日本でもよくある嫁姑のちょっとした事情の絡みだったのかもしれません。もしかしたら日本が羨ましかったのではないかとさえ思います。みなさんが海外旅行などをされる時は堂々と胸を張って『私は日本人です。私たちは美しい文化を受け継いでいます。』とはっきりと伝えていただけませんか?そうやってこそ、正しい日本が伝わるのです。そしてそれもまた私達日本人の大事な役目の一つだと、確信しています。海外の文化を知らないのは恥ずかしいことではありません。文化が違うのだから、当たり前なのです。まずは、相手の文化を称え、そして私達の美しい日本を伝える事。そしてまた、それが相手に伝わった時には、わかって下さってありがとうございます。と感謝を述べる。それがマナーであり、私達の文化でもあるということを忘れないで頂きたいと、私は皆様にお願い申し上げます。
さて、次回からは、私が超えなければならなかった更なる試練と、成長した私についてお話していくつもりです。よろしかったらお立ち寄り下さいませ。
Aya