
10月に帰国してから既に4ヶ月目。帰国した時は過ごしやすい季節だったのに気がつくとお正月も過ぎ、2月になってしまいました。日本に帰国してから、直ぐにでもブログを更新するつもりが4ヶ月も経ったってしまいましたが、皆様、如何お過ごしでいらっしゃいますか?
今回は、私が日本へ帰国してからの心の変化を、私が感じた現在の日本社会に照らし合わせて執筆したいと思います。
安心感と不安と焦り

激しい精神のぶつかり合い戦争からの帰国直後の私は、とにかく興奮状態でした。何もかもに反応し、怯えていました。かと言って話し出すと止まること無く、食事も無理矢理に食べ、全く自分のペースを掴めないまま1か月が過ぎようとしていました。下界は遮断し、余計な事を耳にする事なく、これからどうすべきなのかを探っていたのですが、当然そんな答えは出る事もなく日々は過ぎて行きました。
でも、一旦全てをリセットしてみようと言う気になったのです。そこで、いろいろなサイトで仕事を探し、応募し、無理のない程度で働ける仕事を見つけ、外界を見渡そうと思いました。私には日本円が必要だと言うことも理由の一つです。何故なら、彼は共同経営とは口では言うものの、月々の給料は全くくれていなかったので、私はEuroも無一文だったのです。

久しぶりに日本社会に出る事はとても不安でした。ただ、変わっていてほしい、と、組織であっても個々を尊重するような社会に少しでも近づいていて欲しいと言う願いもありました。何故なら、日本が海外に発信している日本と、国内で伝えてる事があまりにも違ったから。そして、人々の意識があまりにも、世界における日本を知らず、保守的だったから。
そうして、私は少しながらでも社会に復帰しました。そこには色々な生き方をしている方々がいました。その人たちとお話をしている内に、『私はこれで良いじゃ無いか』『何故、周りに合わせる必要があるのか』という強い疑念がどんどん自分の中で育っていきました。と、同時に、彼とのパートナーシップにおいても、『何故私が常に彼のスタイルに合わせる必要があるのか』『どんなに反発を受けても、私には選ぶ権利があるのだ』と言う思いが突き上げてくるようになりました。
最初は2度と彼の元には帰らない。何故ならば私自身が萎縮して生きていけなくなるから。と半ば決めていたのですが、段々と変わり始め、今では、『やってやる!どーなっても、どんなことがあっても、どんなに言葉のDVを受けようとも、徹底的に自分を貫き通して見せる』と、硬い決心に変わりました。そして、お金に関しても、自分のお金で、自分の事は全て賄うと決めました。いちいち文句を言わせないために。共同経営だとは口ばかりで、このお金は自分たち2人のものだというのが彼の主張ですが、であれば、何に使おうと私の自由です。文句を言われる筋合いはありません。さらに彼は私に相談なしでバンバンお金は使います。その上、彼の独自のスタイルを強要するのはこれはもう民主主義ではなく封建主義である!と判断したのです。私はそれを受け入れることは出来ません。私は世界でもトップクラスの民主主義国、日本人です。そんな古い考えを受け入れることは出来ません。
ゆっくりと変わりゆく日本

今回、日本社会に出て感じたことは、多様化してきている。と言うことでしょうか。少しずつではありますが、考えを変える事ができない年配と、新しい考えを持つ若年層の差が更に開いていると感じました。そしてそれらは反発し合っている。私のような中間層は、まだ様々なタイプが存在するのでしょう。けど、私は若年層寄りです。やったことを認めず、謝ることをしない大勢の年配の方々には嫌悪感を抱きますし、正当的に言い返します。言い返されたら彼らは黙ります。黙るのではなく、そこで、『自分が間違えていた』と一言認める勇気をもっていただけませんでしょうか?
時代は刻々と変わっています。昨日正しかった事が今日になって間違いに変化することもあります。その時代の流れについていく努力をしなければ、人間は廃れるのです。私は声を大にして言いたい。決して全てではありません。しかし、年配層の方々、甘やかされていると言う事を自覚してください。そしてそれに感謝をして下さい。そうすると自ずと一方的で高圧的な態度などできるわけがないのです!そうやって、世代の差を超えて協力し合えるのです。
話は戻りますが、私が属した会社でも中間層及び若年層と、年配の方々との歪みがかなりありました。そうして、年配層はいつのまにか排除されていっていました。世界を知ろうともせず、自身を正当化し、若年層をバカにする。そういった方々です。
ある一方で、全体的に日本国と言う国に対して控えめすぎるのでは無いか、とも感じました。
特にテレビ(メディア)から流れてくる言葉だけを耳にしていると共感できない事が多いです。メディアはすでに引っ張る勢力の側に回ってしまっている。というのが私の感想です。これも特に年配に多いのですが、テレビをつけっぱなしにして、聞き流すだけで洗脳されていきます。これをまずやめる。もしくは、この時間を減らす努力が必要なのではありませんか?これも、時代についていく一つの努力です。変容を受け入れなければなりません。
現在、『日本』『EU』『USA』のパワーバランスが整ってきていると感じます。ここで、私たちの国、『日本国』をもっとより良く、美しい国にするために、私たち国民も変容が必要なのでは無いでしょうか。

私はもう迷うことはありません。覚悟を決め、堂々と、彼のところへ行こうといまは思っています。そして堂々意見を繰り広げ、自分の思うスタイルを築き上げます。もし彼がそれに歩み寄りをせず、それでも独自のスタイルを貫きたいと言うならばそれでなんら構いません。私にはなんの被害もありません。勝手にそうすれば良いのです。けれども、私がそんなスタイルをとらざるを得なくなったのは彼の責任です。私のせいではありません。彼自身がそうしたのです。彼が始めたのです。私は突き詰めただけです。選ぶのは彼であり、私ではありません。
私は決めました。サマータイム期間中は、彼の仕事を手伝ってあげようと(給料無し)。給料がないので、冬は日本で働いて自分のお金を稼ぎます。そもそも、日本往復の飛行機代も私のお金です。私は私軸で生きる!私の決心はもうブレることはないでしょう。
Aya