
失敗や間違い
皆さんは失敗や間違いは怖いですか?
出来るだけ間違えないように!
出来るだけ失敗の少ないように!
と小さな頃から教育過程においてそういった洗練を受けて大人になった人間は多い。そういう人は、失敗や間違いを回避する道を選びながら、人生を歩む。まあ、それが当たり前と言えばそれまでなのですが、では、その失敗や間違いはこの世に不必要なものなのでしょうか?

経験が人格を創る
私達人間の意見、考え、行動、それらは全て自分のものです。そしてそれらの質は経験によって上りも下りもします。何故なら、経験なしでは人は成長できないからです。
では、その経験とは成功だけの事を指すのでしょうか?
違いますよね。
失敗無しで成功はあり得ない。逆に成功無しでは失敗もしない。
しかし、どちらも経験というものには必要な糧なのです。
何度も間違えて失敗し、時には行き詰まり、もう立ち上がれないところまで打ちのめされることもあります。
でも、そういった経験が複雑に絡み合い、1人の人間を一歩、一歩、前へ進ませるのです。迷ったり悩んだりし、遠回りした分も含めて。そしてそれが人の成長であり、それこそが1人の人間の生きる姿勢そのものなのです。

挑戦あるのみ
人は間違えながら成長する。その間違いを回避してばかりでは成長する事を拒否しながら生きている事になってしまう。
失敗して倒れる。でもその失敗から学んだ事を糧としまた立ち上がり、挑戦する。
学びと挑戦。これをやめてしまうと私達の人生が薄っぺらく、浅いものになってしまう。
「生きる」と言うことはそういうことではないのでしょうか?
「失敗や間違い」と「成功」は同価値のものなのです。私たちもその「失敗や間違い」を恐れず、真正面から向き合い、成長した自分で次に挑戦する事を繰り返し、人として厚みのある人生を送る事を意識してみませんか?
Aya